厳冬期登山入門、黒檜山から駒ヶ岳で雪の赤城山を満喫

2022年初登山は東京からのアクセスも良い群馬の赤城山に行きました。
初心者向けの雪山として紹介されている百名山の1座です。
しっかりと下調べして臨みましたが、想像以上に大変な登山となったのでご報告します。

登山ルート:赤城神社先の登山口から黒檜山頂を目指す。その後駒ヶ岳に縦走し、駒ヶ岳大洞登山口へ下山する全長5.6kmのコース

8:30分頃に登山口へ到着。昨夜の雪でトレースが無く登山口がわからなかったです。
除雪のおじさんから登る際は右側に雪庇があるので気をつけるようにとアドバイスいただき、気を引き締めて登山スタート。
トイレは登山口手前のおのこ駐車場か赤城神社の駐車場にあるので、登山前に済ましておいた方が良いです。

自分が1番手だったので最初はテンション上がってましたが、早々とラッセルで力尽き、道迷いも怖いので、スピードを緩めて人を待つことにしました。
幸いにも玄人の方が抜かしてくれたので、トレースを頼りに登って行きます。

黒檜山山頂への道中は急登が続きます。
アイゼンの重さにも慣れていなくて中々手強かったです。
おじさんの言った通り、右側は切れ落ちているので危険です。

頂上手前の黒檜山大神に到着。
ここから5分ほどで黒檜山の頂上に着きます。

約2時間で山頂に到着。人もまだ全然いません。
山頂は眺望は良くないです。
2分先にある絶景スポットは突風とガスで何も見えませんでした。

一瞬の晴れ間を狙ってとれた樹氷と青空。
当日は晴れ予報だったのですが、山の天気は難しいですよね。

黒檜山を後にして、隣の駒ヶ岳へ。
道中凍った大沼と赤城神社を見おろします。
ワカサギ釣りで有名な場所で、登山者よりも釣り目的の観光客の方が多かったです。

駒ヶ岳に向かうと、東側の眺望が広がります。
赤城山脈を挟んで常陸平野が広がっています。その先は太平洋。
景色が良い場所は風が強いですが、ずっと見ていたい迫力です。

樹氷を挟んでうっすらと富士山が見えました。
下山時(昼前)になると登山者も増えてきました。

下山後は駐車場の横にある赤城神社へ。
真っ白な世界に赤が映えます。
氷の湖の中にあるので寒かったですが、初詣も兼ねてお参りしてきました。

大沼氷上からの黒檜山です。
初めて凍った湖の上をあるきましたが超滑ります。
遮るものもないので風も凄かったです。登山バッジは隣接するお土産屋さんにありました

初心者におすすめの雪山と聞いて挑戦した赤城山でしたが、前日に大雪が降った様で黒檜山の山頂まではかなり険しかったです。
すれ違った人も数人で道迷いの危険もありました。その分サラサラのパウダースノーと樹氷を満喫できましたが、改めて雪山の怖さも感じました。
晴れていれば景色は素晴らしいので、次は夏の赤城山にチャレンジしてみたいと思います。

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