初めてのテント選びで多くの人が悩む2大テント、Snow Peakのアメニティドーム(M)とCallmanのタフワイドドームを徹底比較。どちらも人気の幕だし失敗したく無いので迷いますよね。
様々な観点から自分の出した結論は、タフワイドドームでした
結果として素晴らしいキャンプライフのスタートを切れました。今回はどうしてタフワイドドームを選択したのかを比較を交えてお話します!
ブランド力
日本を代表するキャンプメーカーとアメリカを代表するキャンプメーカーだけに、互いに素晴らしい歴史をもっていて有名ギアも数知れず。テント以外にもSnow Peakなら焚き火台やシェラカップなど、Callmanならランタンや2バーナーなどが有名です。近年スノピを使っていればオシャレというイメージが付いているけど、コールマンもビンテージのギアなど質実剛健だけではない奥深い魅力が満載。
TOPIC : どちらも歴史に裏付けされた間違いないブランド力
スペック
様々な観点からの比較ができるけど、もっとも重要なのは居住性と設営撤収のし易さです!
①フロアサイズ
タフワイドドームⅤが300×300に対して、アメニティドームは270×270。どちらも使用したことはありますが、大人2人・子供2人(小学生)を想定するなら両方共十分です。それ以上の年齢だとタフワイドドームに軍配かな。また、テントは各自の荷物で1人分の場所は取ってしまうので、定員人数から1名引いた人数のテントを買うのがベターです。
②居住性
もっとも違うのは高さの部分、タフワイドドーム185cmに対して、アメニティドームは150cmという部分です。タフワイドドームはVになってさらに高くなりました。テント内で着替えをする際に、立って着替えれるかはかなり重要。ファミキャンは着替えも寝るタイミングも全員同じことが多いので、窮屈な空間で着替えるのは結構なストレスを感じます。特に寒い日なんかは寝袋から出たら早く着替えたいからね。撤収時のフロア内の片付けも時間がかかります。自分は身長178cmでこの部分がもっとも重要視した部分です。
③前室について
前室とは入り口のスペースのこと。形状は違えど両方共広い前室をもっていて使いやすいです。また、就寝前に高級なギアは盗難防止に前室に入れておいたほうが良いです。間違っても焚き火台とかは危ないので入れないでくださいね。
④ベンチレーション
いわゆる換気機能のこと。両方共前後のドアがメッシュ対応しており、そこまでの大差はないです。7月から9月の低地キャンプはメッシュの大きさは寝つきに直結します。
⑤耐水圧と重さ
雨が降った時に気になる対水圧に関してはタフワイドドーム2000mm、アメド1800mmとCallmanの方が若干多いけど、オートキャンプ場基準ではたいした差ではないです。自分も浸水経験は1度も無いです。重さに関してはタフワイドドーム11kg、アメド8.0kgと3キロの差があるけど、どちらにせよオートキャンプで使用する以外ありえない重さなのでほとんど関係無いと言っていいと思います。
TOPIC : 天井が高いタフワイドドームは出入りや着替えがしやすい
設営撤収のしやすさ
どちらも基本構造は同じ考えで、シンプルなポール設計をしています。タフワイドドームはよりオーソドックスな設計と言えるかな。形も正方形に近い形状なので自立テントの基本を学ぶのには良いと思います。共に2・3回設営してしまえば1人でも設営可能だし、スピードにほとんど大差はないです。1点気になるのは結露や雨でフライシートが濡れてしまった場合、タフドームは背が高いのでタオルなどで拭きづらいのが難点です。背が高いことの裏返しなので仕方がない部分だね。。設営方法の動画も参考にしてみてね。
TOPIC : 設営のし易さ、重さに大差は無い
ペグは早めに買い換えよう!
どちらのテントも付属のペグが弱いのでペグは必ず買い換えたほうがいいです。テントがもっとも弱いのは雨でも雪でもなく、風です。しっかりした鍛造ペグに変えることで自分や周りの人も守ることになります。30cm位がオススメです。打ち込むためのハンマーも必須です。
金額
最後に値段に関してですが、テント本体と、さらに最低限必要なのがフロアシートとグランドシート。フロアシートはテント内に敷く薄地のマットで、無いと地面の凹凸が直に伝わって来るので必要です。グランドシートはテントの下に引くシートで、地面が汚れていたり、雨が降った場合に無いと後悔します。両方共まずは純正を買ったほうが使い勝手も良いし、後々転売する際も有利になると思います。タフワイドドームは上記がセットとなった、タフワイドドームⅤ/300 スタートパッケージが量販サイト等で最安4万円を切る値段で販売しています。アメドはマットシートのセット¥18700を追加購入して定価¥64000になります。年を重ねるごとに差が開いていっている気がする。。
TOPIC : 値段はコールマンの圧勝
結論
上記比較から、居住性と金額のアドバンテージで自分はタフワイドドームに決めました。アメドのデザイン性に悩みはしましたが、キャンプ場での被りに関しては今となってはタフワイドドーム以上の場合もあります。あと、値段の安さはキャンプが自分達に向いていなかった場合のリスク回避にもなるし、逆にハマった場合も1幕目で終わることは無いので最終的に大きかったです。スポーツオーソリティなどのセールを使用すればさらに安く買うことも可能です!
以上で終わりとなります。これよりリーズナブルなテントも沢山ありますが、ギアの完成度と使用する喜びはキャンプの大切な魅力だと思います。どちらの幕も初めて使用するには素晴らしい幕ですのでこれを参考に選んでいただければ幸いです!
*タフワイドドームⅳは2020年で販売を終了して現在はタフワイドドームⅤとして販売しています。カラーも今風に寄せてきていますが、個人的には昔のレトロなデザインも良いと思います。2022にはⅳの在庫も少なくなってきているので、ⅳをお探しの方はお早めに。
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