6月の梅雨の合間に北アルプスの仙丈ヶ岳に行きました。
女王の名を持つなだらかで美しく、スケール感のある3000m級の百名山です。
東京からは中央道で諏訪か伊那ICで降りてバス乗り場のある戸代駐車場へ向かいます。
戸代パーク〜北沢峠
駐車料金は5日以内で千円、お金は帰りに支払います。
今日は泊まりなので、遅めの9時に到着し10時のバスに乗りました。
バスは1時間に1本、時間によっては2時間空いている場合もあるのでしっかり調べておいたほうが良いです。
バスに揺られて約1時間で北沢峠に到着。
ここから頂上までトイレがないので済ましておきます。
帰りのバス待ちの間、目の前のこもれび山荘でコーヒーをいただきましたが、とても美味しかったです。
藪沢コース
ハイキング開始。帰りは峠から少し降ったまき道を利用しました。
どちらも荒れた箇所も少なく歩きやすい山道です。
大滝頭に到着。
ここまで1時間半。ここで藪沢と小仙丈ヶ岳に向かう道に分かれます。
自分たちは沢沿いを歩く藪沢コースへ。
藪沢小屋まではアップダウンの少ないトラバース道ですが、所々に雪渓が残っており、溶け出した雪と雨で流れ出た水で危険な箇所も数箇所ありました。
藪沢小屋〜馬の背ヒュッテ
30分で藪沢小屋に到着。小休憩してすぐに出発します。
再び歩くこと30分で馬の背ヒュッテに到着。
ここで2630m。綺麗な小屋でジビエのカレーが有名。
さらに登っていくと一気に視界がひらけます。
遠くに仙丈ヶ岳山荘も見えてきました。
仙丈小屋
スタートから3時間半で仙丈小屋に到着。
定員30名の小さめの小屋ですが、スタッフさんも親切で清潔。とても過ごしやすい小屋でした。
目の前には立派なカールが広がります。
天候はガスったり晴れたりを繰り返していました。
小屋で休憩してその後晴れ間を狙ってピークへ向かいます。
頂上
小屋から30分弱で頂上に到着。
近いけど酸素が薄いので結構しんどいです。
頂上からは北岳、間の岳、富士山のトップ3を見ることができますが、この日は雲が多く見れませんでした。
その分頂上は全く人がおらず独占できました。
陽が沈むまで仙丈ヶ岳を満喫しました。
食事
夕飯は角煮でした。地酒も飲んでほろ酔いで20時には就寝しました。朝ごはんの焼き魚も美味しかったです。
下山
翌朝は朝から大雨で霧も多かったので、小仙丈ヶ岳からの稜線歩きは断念して昨日のコースを戻りました。
今回はスポルティバのローカットシューズ、TXガイドで登りました。
軽量、グリップも良好、防水性はないが通気性が高いので雨が降っても気持ちよく歩けました。
まとめ
南アルプスは自然が自然のまま残っていて、北アルプスとは違った没入感を味わえます。仙丈ヶ岳はそこまで危険な箇所もなく、眺望も素晴らしいので最初にお勧めできる山です。頑張れば日帰りも可能です。
気になる方は是非ともチャレンジしてみてください。
コメント