まるで雲の上の走り心地、Onクラウドサーファー

40代半ばを過ぎて体力の低下が気になり始めた方も多いのではないでしょうか。最近はハイキングでの体力維持のためにデイリーでランニングを取り入れています。今回は、お気に入りのOnのランニングシューズ「Cloudsurfer」をご紹介します。

「クラウドサーファー (Cloudsurfer)」は、スイス発のランニングシューズブランド「On」の中でも、デザインの良さはもちろん、まるで雲の上を走るような快適な履き心地と走り心地が特徴です。実際に使用して感じたメリット・デメリットをご紹介します。

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目次

デザインとサイズ感

クラウドサーファーの第一印象は、洗練されたデザイン。スポーツシューズでありながら日常使いにも適したミニマルなルックスが魅力的です。足を入れると、アッパー素材が柔らかく足全体を包み込むようなフィット感を提供してくれます。

アッパーに使用されている「Engineered Mesh」素材は通気性が良く、長時間のランニングでも蒸れにくく、冬の風の強い日は寒いくらいです。
サイズ感に関しては自分は普段使用している別のシューズと同じサイズ(28.5cm)でジャストフィットでした。

重さは28.5cmで261g。デイリートレーナーとして使用するには十分な軽量性があります。

クッショニングと走行感

クラウドサーファーは、Onの代名詞である”CloudTec”をさらに進化させた”Cloudtecphase”採用しています。この特徴的なソールは、ランニング中の衝撃を分散させるだけでなく、着地から蹴り出しまでスムーズな動きをサポートします。

クラウドサーファーはミッドソールに「Helion(ヘリオン)フォーム」を採用しており、柔らかさと反発力の絶妙なバランスを実現しています。走行時ソールの流れるような潰れ加減がとても気持ちが良いです。

実際の使用シーン

1週間使用して感じたこと

Cloudsurferを1週間使用してみて、10mmのドロップ(かかと部分とつま先部分のソールの高さの差)が効いており、足回りの動きが非常にスムーズであると感じました。
クッション性の高さと相まって、特に長距離ランニングでその性能を最大限に発揮します。距離や用途ごとに感じた特徴をまとめます。

短距離ラン
足に優しいクッション性のおかげで、ペースを上げても足への負担が軽減されます。但し反発は薄いので早いペースでのスポットトレーニングには不向き。

長距離ラン
ソールの安定感と10mmドロップが絶妙に作用し、持続力をしっかりとサポートします。長時間のランニングでも膝や足裏への衝撃が少なく、疲労感を感じにくいです。

日常使い
非常に軽量で歩きやすく、ランニング以外の用途でも重宝します。ただし、静止している際に体重を前方に移動させると、ドロップの影響で足が自然と進んでしまう感覚があります。

注意点
Cloudsurferにはスピードボード(硬いソールをしならせて推進力を生む構造)が非搭載です。そのため、走行時の反発力は反発材を搭載したシューズと比べるとやや弱めです。しかし、この柔らかい走り心地がクセになり、一度履くと手放せない魅力を感じました。

まとめ

おすすめポイント

  • クッション性と反発力のバランス
  • 洗練されたデザイン
  • 軽量で通気性が良い

注意点

  • 雨天時のグリップに注意
  • 柔らかすぎるのでソールの耐久度が心配(走りこんで改めてレビューします)

クラウドサーファーは、初心者から中級者まで幅広いランナーにおすすめのシューズです。クッション性、反発力、デザイン性がバランス良くまとまっており、特にロングランで足への負担を大きく軽減してくれます。怪我を防ぎつつ長く走りたい自分にとって理想的な一足でした。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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