【登山レポ】南沢から地蔵尾根を登り赤岳・阿弥陀岳へ日帰りハイク

6月初旬、八ヶ岳の主峰・赤岳(標高2,899m)と阿弥陀岳(2,805m)を日帰りで縦走してきました。アクセスは東京からマイカーで2時出発、朝5時に赤岳山荘駐車場に到着。天気は快晴、絶好の登山日和です。

■ アクセスと駐車場情報

今回利用したのは「赤岳山荘駐車場」。美濃戸口からダート道で3キロ程度。車高が低い車や2WDだとスタックの可能性があるので注意。早朝5時の到着時点で8割程度停まっていました。駐車料金は山荘が空いていない場合は下山後に支払います。(1日1,000円)。

■ ルート概要

  • 赤岳山荘駐車場
  • 美濃戸(南沢)
  • 行者小屋
  • 地蔵尾根
  • 赤岳天望荘
  • 赤岳山頂
  • 中岳
  • 阿弥陀岳
  • 中岳のコル
  • 行者小屋
  • 南沢から赤岳山荘駐車場へ戻る

定番の赤岳~阿弥陀岳縦走ルートですが、地蔵尾根の急登や阿弥陀岳の岩場など、しっかりと山の魅力を味わえる内容でした。


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目次

行動ログと写真で振り返る山行

5:00 赤岳山荘駐車場出発

朝の空気はひんやりと気持ちよく、まだ薄暗い中、準備を整えてスタート。ヘッドライトは不要でした。

南沢は苔むした沢沿いを歩く気持ちの良いコース。道がわかりづらい場所はピンクテープで確認。

7: 00 行者小屋(南沢経由)

樹林帯を抜けると正面に壁のような横岳が聳えます。

約2時間で行者小屋に到着。ここで軽く休憩。赤岳が見え始め、テンションが上がります。

7:10 地蔵尾根登り開始

いよいよ本格的な登り。地蔵尾根は噂通りの急登ですが、しっかりと梯子や鎖場が整備されています。

標高を上げるにつれて景色が開けてきて、行者小屋と南沢ルートが眼下に見えてきます。

8:00 地蔵の頭

地蔵の頭に到着。稜線に出ると風も強まり一気に視界が開けます。

8:05 赤岳展望荘

尾根沿いを5分ほど歩くと赤岳天望荘へ到着。登山バッチを購入して景色を眺めながらしばし休息。

振り返ると横岳、硫黄岳、さらには蓼科山までしっかり見ることができました。

8:40 赤岳山頂

赤岳頂上山荘を越えてついに八ヶ岳最高峰、赤岳の山頂に到達。360度の絶景!富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプスまで見渡せました。

山頂には赤嶽神社が祀られています。写真タイムと小休止を挟んで、次のピーク・阿弥陀岳へ向かいます。

9:50 中岳通過

赤岳からの下りはやや急で、慎重に下ります。正面には中岳、奥に聳えるのは阿弥陀岳。登り返しが憂鬱ですw

中岳は地味なピークですが、縦走路としては良い緩衝地帯。気持ちよく歩けました。

10:50 阿弥陀岳山頂

最後の登り返しで阿弥陀岳へ。結構急な岩登りが待ち受けます。落石を気をつけながら前の人と距離を取って登ります。

山頂からは赤岳の雄姿を正面に見ることができて、かなりの達成感あり。ここもまた展望良好で、諏訪湖も見下ろすことができます。カップラーメンを食べて静かなひとときが楽しめました。

11:40 中岳のコルへ下山

急な岩場を慎重に下り、中岳のコルに戻ってきます。奥に見えるのは権現岳と編笠山。ここから行者小屋へ向かう道はぬかるみが多く注意が必要でした。

12:30 行者小屋、南沢経由で下山開始

再び行者小屋で休憩後、南沢をサクサク歩いて下山。無事登頂を終え、余裕を持って帰路につけました。

14:00 赤岳山荘駐車場に到着

南八ヶ岳のホテイランも見れました

無事に下山完了。コースタイムに対して比較的余裕をもって行動できたのは、早出の恩恵と天候の安定のおかげです。

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■ 感想とまとめ

赤岳~阿弥陀岳の縦走は、技術的にもバリエーションがあり、景色も素晴らしい八ヶ岳の定番ルート。しっかり準備して朝早くスタートすれば日帰り縦走も可能です。

地蔵尾根は健脚向けではありますが、整備されており安心感あり。阿弥陀岳の岩場は若干危険度高いので余裕を持って挑みたいです。初夏の八ヶ岳を存分に楽しめるルートでした。


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