新たな登山・ハイキング用の相棒として、
LA SPORTIVA ULTRA RAPTOR II MID GTX WIDEを購入しました。
長距離向けのトレランシューズをミッドカット仕様にして、ゴアテックスを搭載した一足。
通常のハイクからトレランまで、春先から秋口まで幅広く活躍してくれそうな一足です。
今回は実際に使用して感じた特徴をまとめました。
■ 各部の特徴
アッパー

防水透湿性に優れたゴアテックスを搭載し、マイクロファイバーとPUレザーで補強。
岩場や藪でも安心して使えるタフな作りながら、通気性も確保されています。
アウトソール

独自のFriXion® Whiteソールを採用。
濡れた岩や木道でもグリップ力は抜群。
適度なラグパターンで泥抜けも良好です。
ミッドソール

圧縮EVAミッドソールによる、衝撃吸収性の高いクッション設計。
長時間歩行でも足裏の疲労を大きく軽減してくれます。
足首周り

柔軟性を持たせたミッドカットデザイン。
足首の自由度を残しながら、適度なサポート感も得られます。
岩稜帯やガレ場でも不安なく踏み込めました。
ワイドフィット

日本人の足型にフィットしやすいワイド仕様。
足指周りに圧迫感がなく、長時間履いてもストレスを感じません。
普段のスポルティバよりハーフサイズ小さくて丁度良かったです。
■ 実際に使ってみた感想

南高尾セブンピークスで試し履きしてきました。
舗装路から登山道、ランニングまで幅広く使用しましたが、
とにかくバランスの良さが際立っていました。
- 街や電車内でも威圧感のないデザイン
- 登山道でも安心できるグリップ力とクッション性
- ローカットのように走れる柔軟性
まさに「どこでも使えるオールラウンダー」という印象です。
特に、クッション性の高さと、ワイドフィットによる快適さは大きな武器。
20キロ以上の距離になると膝や足裏が痛くなるのですが、今回は全く大丈夫でした。
さらに足首が柔軟に動かせるので、ミドルカットを忘れるくらい走れます。
■ 気になった点

- ローカットシューズより若干重め(片足約470g)
- 真夏の低山ではやや蒸れを感じるかもしれない
- ソールのすり減りが早そう
ガチのトレランを想定して軽さや爽快さを重視するなら、ローカットモデルに軍配が上がります
ただ北アルプスの岩稜帯や長距離の縦走なども視野に入れると安心感が段違いです。
グリップ力とのトレードオフですが、すり減るのも早そう(さらに使用して報告します)。
■ まとめ

ULTRA RAPTOR II MID GTX WIDEは、街から山まで、シーンを問わず使える心強いパートナーでした。
特に、長距離のファストハイクや、雪山以外の日本の山々で10キロ程度の荷物のハイキングを想定している方には強くおすすめできる一足です。気になる方は是非ともチェックしてみてください。
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