モンベル「サングラスケース・ラウンド」レビュー|軽く、堅実な“名脇役”

ハイカーがメガネやサングラスを持ち歩くとき、
「ケース選び」って意外と難しい。

ザックの中でサングラスが潰れたり、レンズに傷がつくのは避けたい。
かといって、頑丈すぎるハードケースは重いし、嵩張る。

その“ちょうどいい間”を埋めてくれるのが、このモンベルのサングラスケース・ラウンドでした。


モンベル / サングラスケース・ラウンド

カラーはシンプルにブラック一択。
サイズは約16.5 × 8 × 6 cm。
「フラット」と「ラウンド」の2種類がありますが、
ラウンド型のサングラスだけでなく、一般的なメガネもラウンドの方が収まりが良い印象です。

ケースとメガネが多少干渉しても気にならない方は、
ひとまわり小さいフラットタイプでもOK。

素材はE.V.A(セミハード)で、軽量かつ耐水性・耐衝撃性に優れています。
完全防水ではありませんが、メガネケースにそこまで求める人は少ないはず。十分です。
内部は起毛素材で、レンズをそのまま入れても傷がつきにくい構造。

サイドにはカラビナを装着できるループが付いており、
ザックのショルダーやウエストベルトに吊るすのも便利。


実測で“67gの安心感”

公称値は76gですが、実測では67g。
ウルトラライト目線では「もう少し削れないか?」と思う数字かもしれません。

でも実際に使ってみると、
“67gの安心感”は確かに持つ価値があると感じました。

ハードすぎず、ソフトすぎず。
EVAのセミハード素材は、ザックの中で軽く圧がかかっても潰れない程度の剛性があります。

シンプルだけど、必要な機能が過不足なく整っています。


まとめ

通常メガネサイズとの比較

メリット

  • 手頃な価格
  • 軽量で耐久性・耐水性が高い
  • カラビナで携行しやすい

デメリット

  • ウルトラライト志向にはやや重め
  • 大型ゴーグル類は入らない
  • カラーがブラックのみ

軽量化を突き詰めるほど、削りたくなるのが「ケース類」。
けれど、メガネの破損でその日の登山が台無しになることを考えれば、
このモンベルのサングラスケース・ラウンドは“持つ価値のある安心”です。

不要な重さは削る。でも、必要な安心は削らない。
モンベルらしい、堅実でバランスの取れたアクセサリーでした。

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