7月、北アルプスの稜線へ。
今回は新穂高温泉から入り、鏡平を経て双六山荘泊、翌日に双六岳と三俣蓮華岳を巡る定番コースを歩いてきました。
梅雨明け前で天気はどうなるかと思いきや、2日目は期待以上の絶景に出会えました。
■ アクセス・駐車場

- 【アクセス】東京方面から中央道~長野道経由、松本ICで下りて平湯を抜け、新穂高温泉へ。
- 【駐車場】新穂高温泉の無料駐車場、*有料駐車場もあり。繁忙期は早朝でも埋まるので、前泊or夜着推奨。
当日は深夜2時に東京発、5時に松本ICを経て6時過ぎに新穂高温泉に到着しました。
■ 1日目:わさび平小屋〜鏡平〜双六小屋
▼ わさび平小屋

新穂高温泉を朝出発。わさび平小屋までは緩やかな林道。
冷たい水と軽食も取れて小休止。帰りはきつねうどんをいただきました。

ここから小池新道の登りが始まります。秩父沢出会の水場で小休止。

シシウドヶ原に到着、標高も2千メートルを越えて日差しも強くなってきました。
▼ 鏡平

登山開始から3時間で鏡平へ到着有名な鏡池では残念ながらガス…。逆さ槍はまた次回。
でも池の静けさや山小屋の賑わいは、北アルプスに来たな〜と感じさせてくれます。

昼食にみそラーメンを注文。濃い味が体に沁みます。帰りはかき氷をいただきました。

ここから鏡平分岐までもひたすら登り。残雪もちらほら出てました。

弓折岳分岐を超えると小ピークはありますが緩やかな尾根歩きになります。

上りは左手には双六岳の稜線、右手には槍、穂高の絶景です。槍側は雲が上がってきて見れず。
▼ 双六小屋

双六小屋へ到着。大きい山小屋でホスピタリティも素晴らしいです。金曜日なのでテン場も空いてました。

小屋からは正面に鷲羽岳が聳えます。

夕食はボリューム満点の天ぷら定食。明日の天気に期待して20時には就寝しました。
■ 2日目:天空の滑走路、双六岳
▼ 天空の滑走路

翌朝は3時起床、3時半に小屋を出発。
双六岳へ向かう稜線は“天空の滑走路”と呼ばれる絶景トレイル。
東の空が徐々に赤く染まり、槍や穂高がシルエットから立体的に現れる瞬間は鳥肌もの。
▼ 双六岳

天空の滑走路から数分歩くと双六岳山頂に到着。
山頂からは黒部源流の山々、奥には立山・剱岳も見えます。
■ 三俣蓮華岳

双六岳からさらに足を延ばし、丸山を越えて三俣蓮華岳へ。アルプスのアイドル、雷鳥にも会えました。
▼ 三俣蓮華岳

三俣蓮華岳は岐阜、長野、富山の県境。どこを見ても山に囲まれて没入感が凄い。

黒部源流の山域、奥には立山・剱岳まで望めます。

小屋で用意してもらった弁当を槍穂高を正面に見ながらいただく。
最高の展望レストランでした。
■ まとめ

帰りは巻道で双六小屋を経て新穂高まで戻ります。
初日は景色こそ望めなかったものの、両日快晴、2日目は北アルプスらしい大展望をたっぷり味わえました。
やっぱり裏銀座コースは外さない稜線。次は雲の平まで足を伸ばしたいです。

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