ブラックダイヤモンドのトレッキングポール、トレイルコルク使用レビュー

おじさんハイカーにとってトレッキングポールは必要不可欠です。
登りの時は推進力の手助けとして、下山の時は膝の負担の補助として、決して忘れてはいけないギアの1つです。
人によってはほとんど使わない方もいて尊敬しますが、自分にとってはNO トレッキングポール NO 登山です。
今回は悩みに悩んで最初に買ったお気に入りの1本、ブラックダイヤモンドのトレイル(コルク)をご紹介します。

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目次

ブラックダイヤモンド トレイルシリーズ

アメリカ発の人気登山用品メーカー、ブラックダイヤモンドの初心者向けトレッキングポールシリーズ
機能性、耐久性、デザイン性が高く、値段も手頃なベストセラーです。機能別に数種類に分かれています。

  • トレイル:最もベーシックなモデル。収縮はシンプルなレバー式のロック機構を採用。
  • トレイルプロ:トレイルに下段シャフトの組立・収納を素早くできる「スマッシュロック」機構を追加したモデル。
  • トレイルプロショック:トレイルプロに突いた時のショックを軽減する「コントロールショックテクノロジー」機構を追加したモデル。

トレイルコルクを紹介

最初ははベーシックなトレイルを購入する予定でした。
しかしSNSでグリップ部分がコルクのバージョンがあるということを知り、渋い見た目と心地よい握り心地を求めてトレイルコルクを選びました。

最長で140cmまで伸ばせます。こちらは普段使いの110cmまで伸ばしてみました。
重さはペアで 512gなので、超軽量とまではいかないですが、使用していて重いと感じることなないです。

最短で64cmになります。コルクの下はマットな質感のポリエチエン(EVAフォーム)のグリップです。
坂の傾斜に合わせて持つ部分を変更できて便利。

コルクのグリップの削り出しはとても滑らかで、心地よい握りです。
汗をかいても吸収するので、ナイロンのグリップのようなベタつきも皆無。
コルクは雪山で凍ると聞きますが、マイナス15度の山行でも凍ったことはないです。

ポールの形は左右一緒ですが、ストラップの形状が左右対称なので、LRの記載があります。
そこまで握った差はないので、1本使用の場合はどちらで持っても気にならないです。

ストラップの質感は適度な厚みがあって、長時間仕様でも手首が擦れて痛くなることないです。

グリップの先端は丸みがあって握りやすい形状です。
下山時はここを握って使用することが多いですね。

長さの調整は上段、下段の2カ所で行います。両方のメモリを同じに合わせれば希望の長さになります。
レバーで締め付けるシンプルな構造です。
硬すぎたらプラスドライバーで調整も可能。過去使用中にずり落ちたりもないです。

石付きは普段は先端にゴムキャップを付けて使用してます。
これが自分の使い方が悪いのか毎回のように無くすんですよね。
純正品は高いのでAmazonで格安の中国製を買っています。
山を傷つけないように、雪山以外はキャップはした方が良いです。

スノーバスケットも付いています。
雪山で無いとどこまでも深く突き刺さって行くので必須です。

3枚レイヤリングした冬用の手袋でもしっかり握れます。

アルミで十分な強度があるので、ツェルトのポールで使用しても問題なかったです。

メリットとデメリット

  • メリット:各パーツの質感が非常に高い。コルクグリップの握り心地も素晴らしい。
  • デメリット:最軽量ではない。石付きのゴムがすぐ取れる。純正品が高すぎ。

ポールは登山スタイルにもよるのでこれが1番とは言えないですが、自分はこれからもこの1本で十分だと思うくらいお気に入りです。
全体の作りがとても高級感があって良いんですよね。バネで追突のショックを和らげてくれるポールも使ったことがありますが、自分は無くても十分です。
ただ、純正品のゴムキャップが高すぎるのだけが難点です。
初めてトレッキングポールを買う方には是非ともおすすめの1本ですので検討してみてください!

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