黒部ダムの迫力と絶景、グルメを短時間で楽しみ尽くす

8月の最終週に黒部ダムに行ってきました。
実は前日まで行く予定ではなかったのですが、白馬に1泊2日で家族旅行に行った際に帰り道経由で思い切って行きました。これが大正解。子供の頃からの憧れの黒部ダムだけに大満足のダム観光となりました。

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扇沢駅

10時過ぎに長野側からの入り口、扇沢駅に到着。
無料駐車場はすでに満車で、駅に近い有料駐車場も8割程度埋まっていました。
今回は黒部ダムの最短ピストン予定なので、駅に近い有料駐車場の方が逆に良かったです。駐車料金は1000円/1日です。

立山黒部アルペンルートの扇沢から黒部ダムは往復¥2610です。
高いも安いもこれしかルートはないので潔く支払いますw

関電トンネル電気バス

電気バスの改札です。10時30分発でも結構な行列でした。

バスは3台編成です。専用のトンネル内をひたすら進みます。
黒部ダム建設の際に最も難航した資材運送用のトンネルで、途中で有名な破砕帯区間も見れます。
トンネル掘削の歴史のVTRが進行とシンクロしながら流れていて否が応でもテンションが高まります。

16分で黒部ダム駅に到着。8月ですがすでにひんやりとしています。
左へ行けば地下道を通って黒部ダムへ直行。右は階段を登って新展望広場へ行けます。

最短ルートでの観光を目指しているので、まずは展望台へ。
220段の階段をひたすら登っていきます。
途中で湧水スポットがありました。冷たくておいしい水でした(水だけど)。

展望台〜レインボーテラス

展望台に出ると、念願の黒部ダムがお出ましです。ダムの高さは(堤高)186mもあります。
夏場は毎日観光放水を行なっている(2022年)ので景色も放水音もすごい迫力。

展望台の下の屋内展望台はガラガラでした。

まずは階段をひたすら下って一番下のレインボーテラスに向かいます。

階段を降りる時は常に目の前に黒部ダムが見えます。
目線を変えるだけで見ていて飽きることがありません。降りながら写真にビデオに大忙しですw

謎の黄色い物体は、ダム建設の際にコンクリートを運ぶための巨大バケットです。
17万8千回の運搬が行われたそうです。途方もない事業だったと改めて実感。

途中の新展望広場ではダム建設の歴史を辿れる展示が行われていました。
当時の貴重な写真や年表、ビデオ上映などが行われています。

一番下のレインボーテラスに到着。
小さなテラスですが、放水を間近に見れて風によっては水飛沫が飛んできます。虹もバッチリ見えました。

レストハウス

ひとしきり楽しんだ後は再び階段を登ってレストハウスへ。
1階に売店、2階にレストランがあります。

レストハウスの向かいには黒部ダムの石碑があります。
標高1454m、そこら辺の低山よりよっぽど高いです。こんなところによく作りましたよね。

レストランのメニュー。ダムカレーだけで6種類もありますw
もちろんダムカレー目当てですが、黒部ダムラーメンも気になります。

オリジナル黒部ダムカレーはダム湖と同じ緑色のグリーンカレーです。
浮いているのは遊覧船をイメージしたヒレカツですw 辛さはマイルドで優しい味でした。

こちらは黒部ダムカツカレー。ボリューミーです。
カツカレーはノーマルのルーの方が合いますね。

こちらはアーチダムカレー。ダムの曲線が上手く表現されてます。
ポテサラは観光放水をイメージしているようですw

ランチの後はえん堤を散歩しました。長さは492メートルもあります。
この先には立山へ向かうケーブルカーの黒部湖駅があります。立山は曇で見えませんでした。

えん堤散歩

えん堤の真ん中からダムを見下ろしました。あまりの迫力に吸い込まれそうです。
観光放水は地面を削らないためにあえてミスト状に放出していて、発電は行われていないそうです。
川の先は有名な断崖絶壁の登山道、下の廊下に続いています。いつか行ってみたいです。

ダム湖側の風景。貯水量で2億立方メートルあるそうです。
これだけあれば毎日放水しても問題ないですね。

レストハウスの奥には慰霊碑があります。
このプロジェクトがいかに過酷だったのかを垣間見れます。

帰りはレストハウス横のトンネルを通って駅に戻ります。

トンネル内は肌寒く、気温が8月で12度しかありませんでした。
夏の黒部ダムに行く際は上着を1枚は持って行った方が良いです。

バスは30分に1本の運行です。時間としては食事(30分)込みで3時間弱の観光でした。

扇沢駅の売店では見覚えのあるのあるデザインのグッズが販売されてました。
許可とってますよね?w

お土産〜振り返り

お目当てのダムカードはレストハウスの売店で切符を見せるとゲットできます。
勢いで黒部ダムガチャ(400円)にもチャレンジ。ダムカレーと雷鳥のフィギュアをゲットしましたw
その後14時前には扇沢を出て、中央道で18時前には都内に到着しました。

扇沢から往復3時間弱の強行スケジュールでしたが、初の黒部ダムは迫力ある勇姿はもちろん観光放水やグルメも堪能できて超満喫できました。
黒部ダムは東京からは中々アクセスしづらいと思いがちですが、スケジュールさえしっかり組めば日帰りも全然可能だということが分かりました。
今度は立山まで足を伸ばしてしっかりハイキングも楽しみたいと思います。

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