尾瀬初心者におすすめ、夏の尾瀬ヶ原を山小屋泊でのんびりハイキング

6月末の梅雨の合間を狙って尾瀬に行ってきました。
わたくし最近仕事や引っ越しでお疲れなので、今回は無理をせずライトハイキングがテーマ。
至仏山や燧ケ岳(ひうちがたけ)へは登らず、1泊2日で尾瀬の自然とグルメを満喫します。

コース
DAY1:戸倉駐車場→鳩待峠→ビジターセンター→牛首→竜宮小屋→見晴(尾瀬小屋泊)
DAY2:見晴→東電小屋→ヨッピ橋→牛首→ビジターセンター→鳩待峠→戸倉駐車場

4:00AM東京発、関越道練馬ICから約1時間半(122km)で沼田ICを降ります。その後関東方面からの起点である戸倉駐車場へ向かいます。

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目次

戸倉駐車場

駐車場はバスの始発である第一と少し離れた第二があります。日曜日ということもあり、第一に停めることができました。
駐車場料金は大人1000円(1日)、バス料金も1000円なので1泊2日で合計4000円かかります。

鳩待峠

バスに乗って約30分ほどで鳩待峠へ到着。休憩所には売店や食堂もあり、帰りはここでバスチケットを購入します。
念の為帰りの時刻表はチェックしておいた方が良いです。

鳩待休憩所の向かいに尾瀬への入り口があります。
この時点での標高は1591m、ここからまずはビジターセンター(山の鼻)へ向かいます。

山の鼻の標高は1410m。180mほど標高を下げて行きます。
早くも名物の歩荷さんに遭遇。
道は木道と石で整備されていて歩きやすいですが、天候によっては滑りやすいので注意。

30分強で川上側へ到着。橋を越えればビジターセンターまであと少し。

ビジターセンター・山の鼻

山の鼻ビジターセンターに到着。
尾瀬の自然保護活動や見所などを紹介している情報発信基地。

ビジターセンター前はテント場になっています。
人通りが多いのでのんびりキャンプには不向きですね。

すぐ横には至仏山荘があります。
食堂や売店もあり、まずはここで身支度を整えます。

西側には百名山、至仏山への入り口があります。
6月の時点ではまだ入山禁止でした。

東側へは尾瀬ヶ原の入り口があります。

牛首

入り口を抜けて少し歩くと、早くも写真で見た尾瀬の湿原が一面に広がります。
振り返ると至仏山のなだらかな山容が美しい。

少し歩くと正面に燧ケ岳が見えてきました。ひたすらこの景色が続きますが美しすぎて飽きることがありません。
木道は基本的には右側通行です。ほぼ平坦なので全く疲れないです。

のんびり30分ほど歩くと牛首に到着。
北へ向かうと東電小屋と東へ向かうと見晴(みはらし)への分岐です。
小休憩して見晴へ足を進めます。

竜宮小屋

牛首と竜宮小屋の間には竜宮現象が見れる池があります。
池と池が地下で繋がっていて、伏流水が湧き水のように流れる現象だそうです。
きれいな池でしたが今回は全然流れは見えませんでした。

竜宮小屋が見えてきました。
尾瀬ヶ原の中央に位置していて眺望の良い人気のスポットです。

見晴

竜宮小屋を過ぎれば見晴しまではあと少しです。
日も上がって逃げ場もないので暑くなってきました。

見晴に到着。尾瀬ヶ原の東に位置する山小屋やテント場がある集落です。
本日は手前に位置する人気の尾瀬小屋を予約しています。

裏手にはテント場と休憩所があります。
日曜日なのでガラガラでした。

尾瀬小屋

尾瀬小屋は収容人数200名のおしゃれな山小屋です。
入り口にはテラスや売店があり、軽食の利用も可能。天然水を自由に汲むこともできます。

中は山小屋とは思えないクオリティ。
明るくて非常に清潔感があります。モンベルカードで宿泊費が500円ディスカウントできました。

左手の廊下には食堂、その奥にお風呂とトイレ、洗面所があります。

右手には12畳もあり広々とした談話室。
尾瀬小屋の歴史が見れる貴重な写真がたくさんあります。
携帯の充電も可能。

お風呂は男湯と女湯に分かれています。
燧ケ岳の伏流水を使用した熱々のお湯で旅の疲れも癒せます。

部屋も清潔感があり2人で泊まるには十分な広さ。
これ以上何を望むというのか。。

売店ではオリジナルのグッズが販売されています。
有名ブランドやYouTuberとのコラボもあって人気の高さが伺えます。

まずは生ビールで乾杯。
大自然の中で飲む生中は最高です。おつまみも充実していて夕方まで景色を見ながらしこたま飲みました笑

夕食は予約せずに、野外でステーキ丼を食べました。
テント泊で食べるご飯も良いですが、こういった贅沢もやめられません。
飲んで食べて景色を見て大満喫の1日目でした。

東電小屋

翌日は朝日を見ようと4時半に起床。あいにくの曇りで見れませんでした。

朝食は6時から。こういう優しいの待ってました。
ご飯と豚汁はおかわり可能。

小屋でモーニングコーヒーをいただき、東電小屋経由で帰ります。
メインルートより自然が増して心地よい朝の山歩きが楽しめます。

三条ノ滝との分岐。今回は東電小屋へ向かいます。

途中川を渡ったりバリエーションが多くて楽しいです。

30分程で東電小屋に到着。
まだ全然疲れていないので、トイレ休憩のみですぐに出発しました。

ヨッピ橋

ヨッピ吊り橋に到着。
この辺りは熊の目撃情報があるようです。道の所々にも熊鐘が設置されていました。

吊り橋を渡ると熊ではなく、鹿の親子に出くわしました。
可愛いですが食生被害など難しい問題もありますよね。

東電小屋ルートは池や川があり、見晴ルートとは違った景色が楽しめます。
少々大回りですが、見晴まで行って帰っての方ならおすすめです。
その後は牛首に合流してビジターセンターまで戻ります。

頑張ったご褒美として至仏山荘で食べた花豆ソフトクリーム。
控えめな甘さでとても美味しかったです。
ここから鳩待峠まで40分ほどかけて上ります。

下山後はお楽しみの温泉へ。
駐車場から30分ほど降った花咲の湯に入りました。
露天もサウナも素晴らしくおすすめです。

久しぶりのハイキングということもあり、大人から子供まで安全に楽しめる尾瀬にして大正解でした。
自然と融和したストイックなハイキングも楽しいですが、こういった旅行気分のハイクも地元にお金を落とせるし、何より身軽に楽しめてグルメも満喫できるのが素晴らしいですね。

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