台北市街を一望できる象山でお手軽ナイトハイキング

12月の末に台湾出張に行ってきました。
2泊3日の弾丸出張で仕事だけではもったい無いと思い、台北市内の低山の象山に行きました。
高尾山より手軽に登れる標高は200m弱の低山ですが、台湾市街を一望できて見どころも多い景勝地です。
9時半からミーティングがあるので、深夜4時半に起きて向かいました。
もちろん同僚にはドン引きされましたw

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目次

象山站

南京復興近くのホテルからタクシーで象山駅まで向かいます。
時間は20分程度、金額は200NT$(約800円)でした。
台湾はタクシーが安いので気軽に乗れますよね。
始発前で駅のも閉まっていました。

駅前に看板があるので安心。
登山口までは700m。
象山公園の横を抜けて向かいます。

象山公園

象山公園を左手にまっすぐ向かいます。
周りはタワマンばかりで環境的にも良さげな地域だと思います。

公園の途中にも看板があるので迷うことはないです。
しっかり整備された綺麗な公園です。

公園内のトイレ。
頂上までないので、ここで済ましておいた方が良いです。

公園の突き当たりまで来たら左折。
時間は朝5時くらいでしたが、ほとんど人はいませんでした。

左に曲がると上り坂です。
この先住宅街を抜けると登山口です。

象山北星賓宮歩道

駅から15分で象山北星賓宮歩道の登山口に到着。
ガッツリ看板もあるので分かりやすいです。

台北に獣の名がついた山が4つ(虎山、豹山、獅山、象山)あって、四獣山と呼ばれています。
象山は頂上まで全て階段で登れるので装備は必要ないです。
自分も最小限の荷物とランニングシューズで登りました。

初っ端から延々と階段が続きます。
昨日夜まで飲んだことを早くも後悔。

少々登ると象山にちなんだオブジェが出てきます。
椅子にもなっているので疲れた方は休むことも可能。

オブジェその②

オブジェその③

オブジェその④

展望台

20分ほど歩いて汗ばんだ頃に展望台に到着。

展望台からは台北のシンボル、台北101をはじめ台北市街が一望できます。

この時点で素晴らしい景色です。

展望台を過ぎて、象山の石碑が見えたら六巨石まではあと少し。

六巨石

象山のシンボルの六巨石に到着です。
この大石を抜けて振り返ると。

巨石越しに台北市街を望めます。
若者たちのSNSスポットとしても有名らしく、この時間でも石の上で黄昏ているカップルがいました。

六巨石はベンチが1つある狭い場所です。
石の上に登るのも危険なので自己責任で。

六巨石を過ぎると展望台の看板があります。

ここからの景色が一番綺麗です。
ベンチもあるのでゆっくり景色を満喫できます。

頂上

展望台を越えて、象山崗と彫られた岩の先のピークに向かいます。

頂上手前の公園(逸賢亭)に到着。

地元の人が朝からストレッチや休憩をしていました。

逸賢亭を越えると頂上に到着。
ベンチもあって休憩可能ですが、眺望は手前の展望台の方が良いです。

永春崗歩道

頂上から少し下ると分岐があります。
右手に行くと北星宝宮へ向かうコース、今回は正面の永春崗歩道へ向かいます。

分岐を抜けると再び超然亭という展望台があります。
ここからの景色も綺麗です。

超然亭を越えると下りに入ります。
途中に小屋がありました。
ちょっとした憩いスペースぽかったですが、夜で人気がなく怖かったです。

この先は電灯が極端に減りました。
朝6時でしたが結構暗く、ヘッドライトがあった方が良いです。

分岐の永春崗平台まで下りてきました。
北へ下ると永春公園へ。
西側の一線天歩道で最初の登山口へ向かいます。

一線天歩道

一線天歩道はアップダウンが少ないハイキングコース。
右手に見える市街も大分明るくなってきました。

一線天と呼ばれる岩が折り重なったトンネル。
筑波山の弁慶七戻りを思い出しました。
迫力がありましたが、まだ暗すぎて怖かったです。

市街の真横にこんなに自然が残っているの凄いですよね。
稜線が象の鼻に見えることから象山と言うらしいです。

永春亭

永春亭に到着。
休憩しようかなと思いましたが、野犬?がいたので早々と退散しました。

分岐が多いですが、「象山自然歩道」と書かれている石畳を目印に下ります。

途中にちょっとした広場もありました。
何に使うのだろう。

永春亭から10分、最初の象山自然歩道に合流。

登山口横にある寺院(代天殿霊雲宮)にも開いていました。

まとめ

1時間40分で下山。
写真を撮りまくってこの時間です。
時刻は6時半過ぎで日も登って明るくなりました。

象山公園では太極拳をしていました。
日本のラジオ体操的な感じかな。

駅も開いていて丁度朝の通勤時間。
帰りは南京復興まで地下鉄を使いました(30NT$)。
象山は特に準備も必要なく手軽に登れて、台北市街を見渡せる絶景が広がる素晴らしいスポットでした。
台湾旅行で手軽にハイキングを楽しみたい方には是非ともオススメです。

samplus

下山後は行ってみたかったsamplusへ。
samplusはCOW Records、山と道、Raying Studioの共同経営のULショップです。
住所:住所:台北市復興南路一段107巷11號 2樓

1Fの玄関でインターホンを押すとドアを開けてくれます。
エレベーターを2Fで降りると入り口は目の前です。

広々とした空間にULギアが展開されている天国のような場所ですw
店員さんも気さくで撮影もOKでした。

日本では人気で買えない山と道もほぼ全ての商品が揃っていました。
自分はハイパーライトマウンテンギアのウエストバックを購入。
10%割引もしてくれてラッキーでした。
山と道ユーザーは勿論、UL好きな方は超おすすめなショップです。

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