初のヒルバーグは登山もキャンプも行ける万能ソロテント!

2週間ほど仕事が忙しくて更新ができませんでしたが、その間にソロテントを新調しました。憧れのヒルバーグです。
これまではThe North Faceのストームブレイク2を5年間ほど使用していました。
設営のシンプルさやルックスが気に入ってソロキャンプの相棒でしたが、いかんせん重くて(約2.41kg)登山兼用には不向き。
仕事の合間を縫ってさんざん考えて出した結論がヒルバーグのニアック1.5でした。
毎日ネットを張り込んでいた所、奇跡的に新古品を格安でゲットしまして、早速試し張りしてきたので詳細レビューしていきます。

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HILLEBERG / NIAK 二アック1.5

ヒルバーグの数あるラインナップの中でもニアックは軽量性を重視し、無雪期での使用を想定したイエローレーベルのテントになります。
同様のスペックとしてNEMOのTANI™ 2Pや、RIPENのエアライズ、トレックライズなどが候補になりました。
しかしNEMOは常時売り切れ状態、RIPENシリーズはテン場での被りも多かったので、登山でもソロキャンでも使いやすい二アック欲しいなと思っていたところフットプリントも付いて¥88000(税込)の新古品と出会い(定価は¥115,500)、3時間迷った挙句一か八か購入しました!

ヒルバーグの説明は有名すぎてもはや必要ないと思いますので、知りたい方は下記オフィシャルHPをご参照ください!

https://www.hilleberg.jp/

フライシート、インナーシート、ポール、ペグ、フットプリント全て入ってこの大きさです。
重さはペグとグランドシートを抜いて約1.6kg。
山岳テントとしては超軽量ではないですが、普通に軽いし機能性や所有欲、他との被りなどを考慮すれば十分満足。

袋からポールだけ出してみました。
袋は結構余裕があるので、コンプレッションバックに入れ替えればまだまだ小さくなりそうです。

ポール2本、ペグ10本、グランドシートです。
中古で買いましたが使用感全くありませんでした。おそらく展示品だったのではと思います。
ポールも質感が非常に良く、組み立ても超スムーズでした。

ペグも軽量。
ロゴもバッチリついていて、使うのを躊躇するほどの質感の良さ。重さも10gしかないです。

ペグ袋には1つギミックが。
裏側にサブのポールが仕込まれています。万が一の備えとして嬉しいですね。

フットプリントも新品でした。
シートはテントと四隅で簡単に接続可能です。

設営

ポールはアウターのスリーブに差し込む方式です。
ヒルバーグはアウターとインナーが一体化しているので、2つのポールを差し込めばすぐに自立します。
設営は一瞬です。この便利さが購入の決め手となりました。

設営完了です。赤色は新緑に目立ちますね。テントを広げて自立させるまで5分、ペグ打ちで5分、合計10分程度で完了しました。初めて建ててこの時間なので慣れれば5分くらいで設営できそうです。全てが接続されていてなおかつ軽いので、飛ばされないように気をつけたほうが良いと思いました。

横からの写真。ペグは四隅とガイラインで合計8本、中央1箇所と前で合計10本使用します。
アウターテントのボトムがアーチ状になっており、とても美しいデザインです。
空気が流れるベンチレーションの役割も果たしています(カテナリーカーブ)。

片側のみ開きました。反対をあけることも可能です。

開閉用のジッパーは大きさがあり、先は輪っかになっていて非常に持ちやすいです。
さらに赤色のトグルをジッパーの輪に差し込むことで開閉ロックが可能。

両サイド開いてみました。
入り口はメッシュのみなので丸見えになります。

アウターとインナーの接続部分。簡単に取り外し可能なので、アウターだけ設営してシェルター的な仕様も可能。
雨が降った時など内部でインナーだけ先に畳んでの撤収もできます。

入り口のメッシュは細かく雨も染み込みにくいです。
ニアックは室内にベンチレーションはないので、空気の出入りはこの部分のみです。
現在使用しているストームブレイクもメッシュのみで0度くらいまでは余裕でしたので、現状寒さはあまり気にしていません。

ロゴの主張が所々にあり嬉しいやら恥ずかしいやらですw

テント内部

内部にはスマホや小物を入れるためのポケットがついてます。
下のタグが英語とハングル語だったので、一瞬偽物かと不安になりましたが、ヒルバーグは生産拠点がエストニアと韓国らしく一安心。

反対側にはさらに小さいポケットが1箇所あります。

身長178cmでも1人ならザックも置いて余裕のスペースです。
上下逆で寝れば大人二人もいけます。

天井にはループが5箇所ついていてカラビナなどと併用すればライト等吊り下げ可能。
昼間に貼ってるので赤がすごく透けてますが実際インナーは黄色です。

6月の燕岳で使用

6月、北アルプスの燕岳で使用してきました。燕山荘の前にあるテント場はまだ雪が十分に残っており、想定外の雪上キャンプになりました。

稜線上で風もある程度ありましたが、ペグをしっかり打ち込んで岩でも補強したためしっかりと設営できました。
地面からの冷気で湿気はすごかったですが、思ったより気温も落ちなかったので、サーマレストの銀マットとNANGAの寝袋(UDD BAG450DX)で快適に寝れました。

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購入してわかったヒルバーグの凄さ

購入前までは価格相応なのか疑問でしたが、実際に使用してヒルバーグの凄さに感動しました。
テントを知り尽くした職人的なこだわりが随所に散りばめられています。
品質の高いパーツが全て機能的に配置されていて、テント1つが芸術作品のような完成度です。
重さは若干気になりますが、山岳もキャンプも全く問題ないです。
気になる方は是非ともチェックしてみてください。

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