普段のハイキングではビバーク用にツェルトかエスケープビビィを持っていっています。
これまで使うタイミングがなかったSOLのシュラフカバー、エスケープビビィでテント泊してきたのでレビューします。
SOL エスケープビビィ
SOL(SURVIVE OUTDOORS LONGER)はエマージェンシー系のギアを扱うアウトドアメーカーです。
エスケープビビィは外側は防水性の不織布、中は透湿性のあるアルミシートが蒸着されているマミー型のカバー。ヴィヴィとはビバーク用のサックのことです。英語のビバーク(bivouac)の略でBivvyとなったようです。名前の通り緊急時の用途で作られていますが、性能の高さから登山やキャンプで様々な用途で使用されています。
エスケープビビィは4種類(1.エスケープビビィ2.エスケープライトビビィ3.エマージェンシービビィ
4.エマージェンシービビィXL)ありますが、今回は最もベーシックで使用者が多いエスケープビビィをご紹介します。
各プロダクトの詳細は代理店のスター商事のブログに記載されているのでチェックしてみてください。
外観
上はSEA TO SUMMITのエアマット、下がエスケープビビィです。収納サイズは直径11cm×17cm。
重さは241gと非常に軽くて小さいです。
使用時のサイズは縦213cm×幅91cmです。一般的なシュラフを入れるには十分な大きさです。
入り口はドローコードで絞れます。
袋から出すときに不織布がくっついてバリバリと音がします。
右側にジッパーがあるので3分の1程度開くことができます。
透湿性の素材を使っていますが、アルミの反射熱で結構蒸れるので、換気としても使用できます。
キャンプでの使用レビュー
5月緑の森キャンプ場(群馬)
5月に群馬のキャンプ場でUDD BAG 450 DXのシュラフカバーとして使用。
Tシャツ短パンで暑いくらいでした。
カバーをしていると濡れや汚れも気にならないので安心できます。
9月紅葉台キャンプ場(山梨県)
9月にシェルター泊にてエスケープビビィ単体で使用。気温は10度。
トップスはアウターの下にソフトシェル、インナーとレイヤリングしました。
下はレイヤリングせずに綿のパンツ、靴下を履きました。
足元ブランケット1枚かけました。
これで寒さは感じないで朝まで快適に寝ることができました。
11月洪庵キャンプ場(山梨)
11月前半の洪庵キャンプ場にて使用。気温は2度。
NANGAのUDD BAG 450 DXのシュラフカバーとして使用。テントはヒルバーグのNIAK1.5。
上はPatagoniaのR1、下はタイツと靴下で寝ましたが、朝まで全く寒くなかったです。
このセットなら0度までは余裕。着込めば氷点下も大丈夫だと思います。
インナーシュラフとして
インナーシュラフとしての使用もできます。
保温力もあるので清潔快適に過ごすことができます。山小屋泊の時はいつも持って行っています。
まとめ
実際に使用してみてエスケープビビィの保温性の高さにびっくりしました。
単体で10度まで寝れましたが、安全性を考えてハイキングで気温15度までなら、自分はシュラフ無しで余裕でいけると思いました。
ただ保温性がある分中は蒸れます。この日は雨も降らず湿度も低かったので結露はなかったですが、湿度が高かったり寒暖差が激しいときの結露は気になります。
これまでハイキング時にお守り代わりにツェルトかエスケープビビィを持って行っても使うことはなかったですが、今回天候や気温次第でエスケープビビィでも十分に寝れることが分かりました。
今後は積極的に使ってレビューいこうと思います。
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