話題のベースレイヤー、The North Faceの”エクスペディションドライドットクルー”を手に入れたので、登山とランニングで実際使用しました。
結論、素晴らしい買い物をしたと思います。商品のディティールから使用時の感想、他のベースレイヤーとの比較も交えて詳細にお話しします。
エクスペディションドライドットクルーとは
The North Faceが新しく開発したテクニカルベースレイヤーです。
行動時間や運動量が多い遠征や、気温や天候変化が激しい高所での着用を想定。
生地は、肌面に撥水加工を施したドライ層を用い、表面は汗を素早く拡散し乾燥させる吸水層で構成したダブルフェイス構造。
汗をかいても肌面のドライ層からドット上の接結面を通じて、スムーズに生地表面に吸水し移行させて乾燥を促します。
購入レビュー
Lサイズで145gととても軽く、生地は薄いですがしっかりしていて、肌触りがツルツルしています。
数ミリおきにドットになっていて通気性の高さが見てもわかります。
正面、ノースにしてはタイト目の作りですが、普段のサイズで問題なかったです。
自分は身長178cm、体重73kgでLサイズでジャストでした。
普段のノースのウェアもLを着用しています。
後ろ、いつものノースのロゴがプリントされています。
腕周りは立体裁断となっているので、腕を上げたりしても衣類が持ち上がったりすることがないです。
胸ポケットはiphone miniが入るくらいの大きさです。
首周りは結構タイトです。伸びてピッタリフィットする感じなので、気になる人は気になると思います。
生地を光に透かしてみました。
ドット(穴)から汗を出して素早く乾燥させます。
実際水滴を垂らしてみましたが物凄い透過力ですぐ乾燥します。
着用レビュー
雪山登山での使用
5時間の雪山での日帰り登山で使用しました。
気温がマイナス10°。肌着としてミレーのベースレイヤーを着用して使用しました。
ミドルレイヤーはパタゴニアのフリースR2、アウターはノースフェイスのマウンテンジャケットです。
行動中汗をかきましたが、体に引っ付いたりして不快にはなりませんでした。
適時ベンチレーションを行う必要はありますが、最後までサラサラの状態をキープし続けることができました。
夏の富士山での使用
7月下旬の富士登山で着用。
インナーはミレーのベースレイヤーを着用。
夏の富士山は直射日光が強いので半袖は危険。
長袖でもしっかりと熱を放出してくれるので不快になることはありませんでした。
頂上付近では気温が一桁でしたが、アウターでパタゴニアのR2とトレントシェルジャケットを着用。
寒暖差がある中蒸れることなく歩けました。
奥高尾縦走路での使用
11月の陣馬山から高尾山、奥高尾縦走路での使用です。
ソフトシェルはマムートのGRANITE SO Hooded JK。
両ウェアとも動きやすくて透湿性もあるので自分の中でこの組み合わせは最強です。
山行で最も多い組み合わせとなっています。
ランニングでの使用
購入時はランニングでの使用を目的にしてませんでしたが、一気に主力に躍り出ました。
ミレーのベースレイヤー(ドライナミック メッシュ NS クルー)とレイヤリングで使用。
このセットで汗をかいてもすぐに乾くので超快適にランニングできます。
鍵などを胸ポケットに入れれるのも便利です。
ただ首周りがキツいので、ランニング中に若干気になりました。
アイスブレイカーとの比較
普段の山行はアイスブレイカー200オアシスを着用しています。
メリノウールと化学繊維という素材の違いがあるので比較は難しいですが、全体ののタイトさは200オアシスの方があり、生地もウールなので保温性も高いと感じました。
エクスペディションドライドットクルーは速乾性が高いので、メリノウールを着ていて汗をかいた時の重くなる感じがないです。
厳冬期の山行は安定のメリノウール、それ以外はエクスペディションドライドットクルーにしていくのが良いと思います。
それにしても自分はGOLDWIN信者ですね。。笑
メリットとデメリット
自分はほとんどデメリットが感じられない素晴らしいベースレイヤーです。
普段着とは行かないまでもランニングやアクティビティではとても役に立つ1着だと思います。
人気の商品ですぐ売り切れてしまいますので、気になる方はチェックしてみてください!
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