ビクトリノックスのクラシックはアウトドアから普段使いもできる万能ツール

アウトドアで遊ぶ際にあると何かと便利なマルチツール。
昔は十徳ナイフと呼ばれて、ナイフをはじめとしたさまざまな機能が詰め込まれたプロダクトです。
その中でも定番中の定番である、ビクトリノックスのクラシックを購入。
使い心地やサイズ感、100均のマルチツールとの比較も交えてレビューします!

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目次

ビクトリノックスとは

ビクトリノックスとはスイス発の主にマルチツールのブランドです。
元々はナイフメーカーで、130年以上の歴史があります。
印象的なスイスの十字のロゴと赤色のデザインは誰もが1度は目にしたことがあると思います。
精密なギミックと小型で高品質なアイテムを、現代に至るまで続々と生み出し続けています。

Victorinox クラシックSD

クラシックSDはビクトリノックスの数あるシリーズの中で、最も小型の”スモール・マルチツール”に分類されます。
コンパクトさを重視するため、機能も必要最低限のツールのみの仕様です。
自分は主に日帰り登山で携行する刃物が入ったマルチツールを探していました。
使用頻度は高くないので最も軽量かつ小型のクラシックを選びました。

Amazonで購入。
値段は税込¥1455でした。値段の割にしっかりと化粧箱に入っていてびっくりしました。

自分はギアはブラックで統一する方向なので色はブラックを選びました。
全体の質感は非常に良いです。プラスチック触り心地も滑らかで光沢があり傷ひとつありません。

公表サイズは、長さ:58mm、幅:18mm、高さ:9mm、重量:21g。
自分の手と比べても人差し指より小さいサイズです。

各ツールの紹介

ツールは合計7つ。ナイフ、つめやすり、マイナスドライバー、はさみ、キーリング、ピンセット(毛抜き)、ツースピック(つまようじ)です。キーリングがツールの1つに入るのはどうかと思います・・・笑

ナイフ

刃渡り約3.5cmのナイフです。出し入れもに非常にスムーズ。
メイドインスイスの刻印があります。短いとはいえナイフはナイフです。飛行機機内持ち込みは禁止なので注意。

買って出しの状態でも切れ味は良いです。
ミニトマト程度ならスパッと切れます。

ただし、刃は薄い&小さいので玉ねぎくらいのサイズは厳しいです。
結論しっかりした調理には向いてないと思います。

つめやすり&マイナスドライバー

爪研ぎ用のやすりです。先端がマイナスドライバーになっています。
自分が使用しているトレッキングポールはレバーロック式なので、締め付け調整時にドライバーは重宝します。

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はさみ

購入するまでこんな小さなハサミで大丈夫かと思ってましが、使用してみると素晴らしい出来栄えです。
グリップもしっかりと持てるし、適度な反発もあるので簡易ハサミとしての使用は十分です。

見た目ではわかりづらいですが、とても握りやすく切りやすい作りです。

切れ味もしっかりしています。紙や封筒を切ったり、小さいハサミは何かと便利です。
ただし歯が薄いので爪を切るのは難しいです。

つまようじ&ピンセット

つまようじ
ピンセット

最初どこにあるかわからなかったですが、ボディーの下部から抜き取るギミックです。

作りは値段相応ですね。おまけ程度のツールなのでこんなものかなと思います。果物を刺したり、毛抜き程度は十分こなせそう。

100均のセリア”ポケットナイフ”との比較

セリアのポケットナイフとの比較になります。
サイズもツール数も違うので完全比較にはなりませんが、レビューも含めて見ていきます。

ポケットナイフのツールはナイフ、缶切り、栓抜き、マイナスドライバー、プラスドライバー、コルク抜き、ピンセット、つまようじの7ツールです。
100円でこのスペックはコスパ良すぎです。
その分プラスチックやステンレスの質感はあまり良くないです。

サイズは全く違います。ビクトリノックスの 1.5倍くらいです。

ナイフの長さも太さも1.5倍くらいあります。
厚さもありしっかりしてますが、切れ味はビクトリノックスの方が良かったです。
料理に使うには一度シャープナーで研いだ方がいいです。

つまようじとピンセットが被っているので比較写真です。
上がセリア、下がビクトリノックスです。
これと比べると両方ともビクトリノックスの方が大きくしっかりした作りです。
ピンセットの跳ね返りも全然違います。セリアは跳ね返りも弱いです。

その他のツールも問題なく使用できます。セリアの売り場でもアウトドアコーナーにあるし、ツールを見る限り完全キャンプ向きです。缶切り、栓抜き、コルク抜きなどはキャンプで忘れる率がかなり高いので、車に1つ入れておけばとりあえず安心です。

メリットとデメリット

  • メリット:値段が安い、各ツールの質の高さ、小型軽量、日常使いに
  • デメリット:ツール数の少なさ、完全アウトドア使用ではない

ビクトリノックスの”クラシック”は¥1500以下とは思えないほどの質の高さと圧倒的な小ささ、軽さを誇ります。
ただしその分ツール数は少ないので、これ1つで色々賄うことは難しいです。
自分は日帰り登山での使用を想定しているので必要十分な機能でした。
また、いつも家で手の届くところに置いてあるので、爪を研いだり、段ボールのガムテープを切る時、封筒を開ける時など日常使いで非常に役に立ってます。
マルチツールの入門編として末長く使えると思います!

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