1月の休日に北八ヶ岳の北横岳に行ってきました。雪山初心者に有名な一座です。
天気も快晴で八ヶ岳ブルーを見るには絶好の機会。天候も荒れることなく、最高の雪山登山になりました。
北八ヶ岳ロープウェイ
朝4時に出発。
朝焼けに染まった八ヶ岳に胸が高まります。
高速道路の時点ですでに気温はマイナス10度。
先へ急ぐのを我慢して、路面凍結に注意しながら進みます。
北八ヶ岳ロープウェイの駐車場に到着。
9時の時点ですでに車は一杯です。
ロープウェイは山麓駅(標高1,771m)から山頂駅(同2,237m)を約7分で上ります。
ここから百名山の蓼科山も近いです。
坪庭
始発のロープウェイで山頂駅に到着すると、いきなり目に入る八ヶ岳ブルーに感動。
この時点で勝利を確信。
キリッとした空気に身が引き締まります。
身支度を整えていざ出発!トイレもあるので忘れずに。
最初は坪庭というなだらかな溶岩台地を歩きます。
春夏には高山植物の宝庫ですが、冬は雪一面の大地が広がっています。
トレースもばっちりなので、迷うこともなく体を慣らしながら進みます。
坪庭の途中から見た景色です。
南八ヶ岳と南アルプス、八ヶ岳ブルーと雪原が織りなす絶景に何度も足が止まって進みません。
まずはなだらかな傾斜が続きます。
60分ほどで北横岳ヒュッテに到着。
北側にある7つ池を見に行きましたが、新雪がモフモフでどこが池かも分からなかったです。
トレースから外れると膝上まで埋まるので早々退散しました。
北横岳山頂
北横岳ヒュッテから山頂までは10分程度。
やや急登なので無理せずにゆっくりと進むとついに南峰山頂です。
坪庭からは250mアップなのでそこまでの距離はないですが、雪山に慣れていないので思ったより疲れました。
氷柱に小さいエビの尻尾ができてます。
山頂からの南八ヶ岳。
静かに佇んでいる山って神秘的で美しいですよね。
いつまでも見ていたいですが、山頂は風も強く体が冷えるのでもう1つのピークに向かいます。
景色を堪能し北峰へ向かいます。
目と鼻の先に見えているので10分もかからないです。
木々が立ち枯れている景色も北横岳の名物の1つ。
早々と北峰に到着です。
南峰と同じく360度のパノラマ景色。
その後はピストンで坪庭まで引き返します。
この日は初使用のアウトドアリサーチのゲイターが大活躍しました。
お昼はファミマで買ったスパムむすびです。
お米は凍るのでオススメできませんが、見た目が美味そうでつい買ってしまいました。
八ヶ岳ブルーとのコントラストも良いですね笑 凍らず美味しくいただきました。
縞枯山
その後は隣の縞枯山へ。
坪庭からは平坦な道が続くので、スノーシューがあれば楽しいと思います。
途中にある縞枯山荘で登山バッジを購入。
宿泊や休憩もできます。
この先の雨池峠の分岐で間違えて雨池に向かってしまい引き返すので30分くらいのロス…。
体力よりも精神的にキツかったです。
縞枯山の山頂へは樹林帯の急登が延々と続きます。
山頂の眺望は全く開けていないので、しんどい割に拍子抜けします笑
眺望はそこから15分くらい歩いた展望台から望めます。
縞枯れた木々とアルプス山脈。
風に揺れる木の軋む音が鳴いているようでした。
この後は再び同じ道を引き返し、ロープウェイ駅へ戻って終了です。
まとめ
帰りは八ヶ岳SA(上り)の清里カレーが超おすすめ。
自家製のソーセージが丸々乗った贅沢な一品です。
他にもベーコンなどもトッピング可能。カレーもコクがあって専門店ばりに美味しいです。
帰りの中央道で富士山のオマケも見れました。
行ってみて納得、雪山初心者の入門として有名な北横岳は危険箇所もほとんどなく、傾斜も緩やかで雪山登山を始めるには超おすすめな山です。
2000m級の美しい眺望と澄み切った八ヶ岳ブルーは一見の価値があります。
初めての八ヶ岳としてもおすすめです。次回は雪が無い時期に景観を見に行きたいと思います。
南八ヶ岳の初心者向けの編笠山もおすすめです。
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