初心者定番の百名山、大菩薩嶺はいつ登っても素晴らしい!

5月の平日に日本百名山の一座、大菩薩嶺(2,057m、山梨県)に行ってきました。大菩薩嶺は今回で2回目です。
実は近くにある金峰山に登る予定だったのですが、大弛峠は6月までは通行止めで登れず急遽変更。
近くで登ったことのあるこちらの大菩薩嶺をチョイスしました。
以前は12月に登ったので、同じ唐松尾根コースでも全く景色が違ったハイキングとなりました。

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目次

上日川峠〜ロッジ長兵衛

AM9:00過ぎに登山口がある上日川峠に到着。
金峰山からは40-50分くらいで着きましたが、すでに駐車場は9割近く埋まってました。
さすが百名山、平日でも大人気です。

駐車場に隣接するロッヂ長兵衛の横に登山口があります。
向かいには公衆トイレがあります。冬に登った時は凍結防止のため男女共用で1か所しか空いてませんでした。

福ちゃん荘

登り始めは緩やかなアップダウンが続きます。
まずは準備運動も兼ねてゆっくりと進みます。

30分くらい歩いてやっと体が温まってきた頃、分岐の福ちゃん荘へ到着。
ここはキャンプ場も隣接していて、利用者は車でくることも可能です。
綺麗なトイレもある便利なスペース。頂上にはトイレはないので済ましておきましょう。
帰りもここに戻ってきます。

まずは頂上へ直登の唐松尾根を登ります

唐松尾根

徐々に登山道っぽくなってきました。
唐松尾根は基本的に階段などはなく、土と岩が入り混じった自然のルートをひたすら登っていきます。
特に危険な箇所はないですが、浮石が多いので注意

1時間ほど登って振り返ると後ろには富士山が、と言いたいところでしたがあいにくの曇りでみれず。
手前に見えるのはダム湖の大菩薩湖。

ちなみに12月に登った時はこのような景色でした。
この時はあまりの美しさに涙が出ました。自分が山にハマったきっかけとなった景色です。

雷岩〜頂上

約1時間でマイルストーンの雷岩に到着。
ここからは富士山はもちろん、南アルプスの展望や大菩薩峠に向かう稜線のパノラマが広がります。

頂上は雷岩から10分ほど北上した場所にあります。
標高もそこまで変わらず、木々に囲まれて眺望はイマイチです。三角点にタッチと記念写真をとってルートに戻ります。

頂上も12月に登った時はしっかり積雪してました。

稜線歩き

雷岩を抜けて大菩薩峠へ向かう稜線です。
眺望がひらけてとても気持ちの良い尾根歩きができます。この辺りは絶好の休憩スポット。

稜線上の岩場で景色を見ながら昼食。
「あっさりおいしいカップヌードル」は薄口でスープまで全部飲めてオススメです。
湯沸かしはBRSのUL仕様の最安バーナーを使用しました。

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12月に来た時は絶景に足が止まって前に進めませんでした。
季節や天気によって全然体験が変わってくるのも登山の魅力。この時はチェーンスパイクか軽アイゼンは必須でした。

避難小屋のさいの河原に到着。
名前の通り周りはそこら中に石が積み上げられている不思議なスポット。中で休憩も可能です。

大菩薩峠

賽の河原を越えて、急な岩場を過ぎると大菩薩峠はすぐそこです。
立派な標柱がお出迎え。山小屋もあるので絶好の休憩スポットです。

峠にある介山荘です。前回大菩薩嶺の登山バッジは買ってしまったので、今回は大菩薩峠のバッジを買いました。
おみやげも豊富で、飲食も可能。露店のような作りで外からも買うことができて便利。トイレもあり

実は今回から新ザックを投入してました。山と道のONEです。ONEの使用レビューは改めてします。

大菩薩峠を越えれば緩やかな下りで、福ちゃん荘まではあっという間です。
休憩も合わせて5時間ほどの山行でした。新緑に囲まれて清々しい下山道です。

大菩薩湖〜温泉

帰りは頂上から見えた大菩薩湖(上日川ダム)へ。
ダムを挟んで南北に大菩薩嶺と富士山を見れる穴場スポットですが、毎回人が全然いなくてちょっと怖い。
ちなみにダムカードは管理棟ではなく、ここから少し降ったところにある”やまと天目山温泉ふれあいやすらぎセンター”で写メを見せればゲットできます

ここの温泉は源泉で湯も良く、露天もあって素晴らしいです。

初めて当日目的地変更となってバタバタした大菩薩嶺でしたが、気候も心地よく、新緑の息吹を感じながら爽快に登山できました。
手頃に登れて、季節に限らず楽しめて、なおかつ百名山という超おすすめの山です。富士山の絶景が見れればさらに最高ですが、やはり冬場の方が綺麗に見える可能性は高いようです。
特に登山を始めて間もない方には、最初の百名山として是非ともおすすめの山ですのでチャレンジしてみてください!

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