これまで登山靴は山によって何種類か購入してきましたが、インソール(中敷)には手を出せずにいました。
しかし富士山登山に向けて長期の山行への不安を和らげるべく、人気のスーパーフィートのインソールを購入しました!
スーパーフィート / グリーン
スーパーフィートはアメリカ発のブランド。100万人の足データを元に様々なアクティビティに合うインソールを生産しています。
カラーによって用途が違います。その中でも登山で人気のグリーンを選びました。
深めのヒールカップで踵をしっかりとホールドしそうです。踵のずれによるねじれ防止に役立ちます。
ランニングもですが、着時地の靴の捻れは足首や膝にダメージを与えますよね。
裏面です。中程から踵にかけては硬質樹脂のプレートが目をひきます。
このプレート(スタビライザーキャップ)が足首の捻れを防止します。既成のインソールとの大きな違いです。
深めのヒールカップとスタビライザーキャップの二重のねじれ対策が特徴です。
今回は低山用の登山靴、KEENのPYRENEESに合わせました。
軽量で2000mくらいの山まではこれか、ローカットシューズ(SALOMON/X ULTRA4 GORE-TEX)で登っています。
見た目も登山靴っぽくないので、街履きやキャンプでも使えてお気に入りです。
PYRENEESのインソールと並べてみます。履き潰してるのもありますが、スーパーフィートの方が全体として立体感があり足裏にフィットしそうです。触った感じも全体的に硬いです。
元のサイズは29.0cmで、スーパーフィートのサイズは(F. 29.0-32.0)を購入しました。
カットの方法
インソールの方が大きいので靴に合わせてカットします。
まずは踵側を合わせて、つま先側の形をペンでトレースしていきます。
書き終わったら線に合わせてカットしていきます。
刃を少し斜めに入れていくのがポイント。値段も高いのでここは慎重に・・
左右ともカットしました。
靴に合わせた時に若干のアソビが必要なので、ここからさらに2mmほどカットしていきます。
カットしては靴に合わせて、手で奥に押して動くかどうか確認します。
切りすぎると取り返しがつかないのでさらに慎重にカットしていきます。
3回ほど繰り返したら2mm程度のアソビ(隙間)ができました。
軽く履いてみましたがフィッティングは良好、踵をしっかり包み込む感触が良さそうです。あとは実戦で試すのみです!
富士山で使用してみて
2022年7月末に富士山登山(富士宮ルート)で使用してきました。
使い出しは特に違いは感じることはできませんでした。
しかし大体後半あたりからつま先から中足骨部分が痛くなってくるのが常なので、そこが改善されるかが今回の自分のテーマです。登りは9合目まで全く問題なかったです。
山小屋で1泊してご来光やお鉢めぐりも済まして無事下山しました。早速ロゴは半分ほど剥げてますね笑
結論、元のソールの時の足裏の痛みは無くなりました!おそらく踵がしっかりホールドできているので前足部がブレないのが理由かと思います。
ただ、クッション性はほとんど無いのでソールがもう少し硬めの方がさらに突き上げも少なく快適だと思いました。
値段はそこそこしますが、しっかりと効果が感じれたので、登山時の足の痛みにお悩みの方は是非ともチェックしてみてください!
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