3月の上旬、2年ぶりに谷川岳へ行きました。
群馬県と新潟県の県境に位置する百名山であり、オールシーズン人気の名峰です。
東京からは160kmほどで車で約3時間、今回は前日車中泊をしてのハイキングです。
車中泊スポットとしては下記2点を候補としました。
日帰り温泉で入浴と食事を済ませた後、天神平スキー場の第一駐車場で車中泊をしましたが、みなかみ水紀行舘からも距離は遠くないので、車中泊の質を気にするならそちらでも良いと思います。
天神平スキー場
まずはベースプラザ(土合口駅)からロープウェイ(¥3000)で天神平駅まで向かいます。
運行開始は8時半、ボーダーとハイカーが入り混じってかなりの混雑でした。
ゲレンデの脇で装備を整えてハイキング開始。
いきなり急登が続きます。それにしてもすごい人です。
こんなに人がいるのは富士山以来かも。
一旦登り切ると谷川岳の全貌を見ることができます。
耳二ツと言われる2つのピーク、南峰のオキの耳から北峰のトマの耳へと向かうコースです。
熊穴沢避難小屋
開始から約1時間、樹林帯を過ぎてアップダウンを繰り返して熊穴沢避難小屋に到着。
以前は煙突の先まで埋まっていたので今年は雪が少ないです。
避難小屋を抜けると頂上までほぼ直登が続きます。
今回はザックを新調。ZpacksのNero Ultra 38Lは超軽量、防水、容量も十分で雪山登山で大活躍でした。
雪山必須のシッティングマットが背面外付けというのも非常に便利。
天狗の溜まり場
天狗の溜まり場に到着。
尾根の西側にはオジカ沢の頭をはじめとした谷川連邦が広がります。
東側は日本三大急坂の西黒尾根、ザンゲ岩も見えます。
肩の小屋
頂上手前の肩の小屋まで来ました。
冬季は営業していませんが中に入ることは可能。
西黒尾根との合流(分岐)地点。雪で覆われてもはや氷柱です。
トマの耳
登山開始から2時間、トマの耳に到着。
武尊山など北関東の名山を一望できます。
反対側は谷川岳主脈が広がります。
奥まで続く山々に思いを馳せると時間を忘れます。
オキの耳
景色を堪能してオキの耳へ向かいます。
雪が少ないからか、かの大雪庇も心なしか小さいです。
トマの耳から30分程度でオキの耳に到着。
標柱の奥は切れ落ちているので注意。
頂上は人で溢れかえっていました。
今までの雪山でも最も人がいたと思います。
富士浅間神社奥の院
以前断念した、浅間神社奥の院まで行きました。
オキの耳からは10分程度ですが人が減り、神社裏手は新潟方面の山々を見渡せてスペースがありおすすめです。
まとめ
下山後は定番の鈴森の湯へ。湯質も素晴らしく、露天からの景色が素晴らしいです。
ただ夕方以降はかなり混雑するので注意です。
2年ぶりの雪の谷川岳は変わらぬ絶景の連続でした。
もちろん急坂も変わらす最後はバテバテで下山しました。
天神尾根は危険な箇所もほぼなく、冬になるとあの絶景を見たくなる名山です。
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